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【釣り】魚は色を識別できるのか?

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疑問に思ったことがあるアングラーもいらっしゃると思います。 
実際、ルアーにはハード・ソフト問わず様々な色のルアーが存在しています。ルアーを買うときは、どの色が良いのか迷いますよね。
実際のところ、魚って色の判断って出来ているの?そんな疑問がふと頭の中をよぎったので少し調べてみました!! 

 

目次

 

色とは光の成分

みなさんは、光の三原色という言葉を聞いたことがありますか?

子供のころに学校の理科の授業で覚えてはなくとも聞いたことはあると思います。

簡単に言うと、赤・緑・青の3つの色を混ぜ合わせることにより、ほぼすべての色が再現できるというもの。そして、この3つが光の成分ということ。

 

光の三原色

「光」って聞くと、「部屋の電気」や「懐中電灯の明かり」を思い浮かべますよね。

そして、「真っ白」や「まぶしい」といったイメージをすると思います。中には、「この世で一番速い」といったイメージをする方もいらっしゃるかも知れません。

「真っ暗」な場所って何も見えないですよね?言い換えると、全部、真っ黒で見えますよね?そして、部屋の電気を付けると見えてきます。そして、いろんな色が見えてきますよね。つまり、光がないと全部黒色で見えるのです。

これは、光の中に色という成分が入っているということ。そして、その色は赤・緑・青の3色だということです。

 

海が青い理由

海に限らず、いろんなものには色があります。なぜ、その色で見えるのでしょう?

先ほど、色は光の成分の話をしました。光ってものを照らしますよね?海だってもちろん、太陽の光で照らされないと青く見えません。コップに水道水を注いでみると透明ですね。でも、真っ暗な場所だと黒色です。

光がないと何色かなんて分からないのです。なぜなら、色は光の成分だからです。大事なことなので何回も言っちゃいます。

 

光の性質「反射」

光の性質として、「反射」というものがあります。 これを「反射光」と呼ぶのですが、私たちの目は、その「反射光」を目のレンズを通して、ものを見ているのです。

そして、色も反射します。光はものがどんな形なのか、私たちの目にその光が届き、ものを映します。その中に、色も入っているのです。

リンゴは赤い。つまり、赤色が反射しているからです。これはリンゴが、赤色以外の色を吸収しているからです。

 

色の「吸収」と「反射」

これで分かりましたね。海はなぜ青いのか?それは海が赤色を吸収して青を反射しているからです。緑は半々ぐらいで吸収と反射しているのかな?

空の青さが映ってるからではありません。よく聞きますが、、、

なぜ特定の色を吸収するのかは、物質の分子にそういう性質がある為みたいです。

水分子が赤色を吸収する性質があるみたいな。

 

魚の視力は良い

 だんだん、本題に近づいてきましたね。先に結論が知りたいって方は、最後まで飛んでも構わないですよ。

ここでは、魚の視力について簡単に解説しその後、色を判断する細胞について解説します。

魚には、様々な種類が存在しており、中には深海魚という光が届かない深海に生息している魚がいます。

深海魚は、光がない闇の世界で暮らしているので、目に頼らない生活をしています。その為、目は退化してしまってますが、その代わりに獲物の匂いや動きなどを感知する器官が発達しています。この深海魚たちは、色はもちろん識別できません。

では、目に頼っている魚、俗にいうフィッシュイーターたちはどうでしょうか?

メバルなんかは目が大きいので視力は良さそうですね。魚の目は魚眼と言います。私たちの目は、水中ではゴーグルなしで目を開けるとぼやけて見えてしまいます。

魚眼は、これがぼやけないと考えていいでしょう。しかし、目そのものはぼやけないが、脳がそれを処理しきれないので視力は0.5ぐらいだと考えられるそうです。

 

イカは宇宙人の偵察機と言われる理由

みなさんは、イカやタコの目は高性能って聞いたことがありますか?

その性能は、私たちの目に匹敵するか、それを超えるレベルらしいです。しかし、脳がそれを処理できるレベルに達していないので、どうしてそんなに高性能の目をしているのか。実は、宇宙人の偵察機ではないのかというウワサが流れました。

 

イカには「盲点」が無い

「盲点」というのは、目の構造上見えない部分のこと。

私たち哺乳類は、脊椎動物と呼ばれ脊椎を持っています。この脊椎動物の眼球は、見たものと脳を繋ぐ神経が、眼球の外に出ている(この辺りは、難しいので割愛します)よって盲点となってしまっているようです。この存在は、やむを得ない構造上の問題らしいです。

しかし、イカやタコなどの無脊椎動物の頭足類と呼ばれる動物は、目の構造が違い盲点が存在しないようです。高性能と呼ばれる所以ですね。

 

色を識別する錐体細胞

魚の目は水中に特化しており、視力については、脳が発達している私たちの方が解像度が良いということでしたが、本題である色の識別はどうなのか?

色の識別には、視力はあまり関係ありません。要するに、色盲なのかどうかということなのです。

色は、目の網膜の中にある錐体細胞が感知しています。

簡潔に説明するため、難しい説明は省きますが、錐体細胞には種類があり、赤色に反応する赤錐体、黄色から緑に反応する黄緑錐体、青に反応する青錐体、そして、紫外線の光に反応する錐体細胞の4つあります。

 

4色型色覚

4色型色覚は、4種類ある錐体細胞をすべて保有していることをいいます。

そして、4色型色覚の動物は、魚類、両生類、爬虫類、鳥類に多く見られる。

赤・緑・青の他に、紫外線までも認識できると考えられている。

 

3色型色覚

3色型色覚は、赤・緑・青のそれぞれの錐体細胞を保有していることである。

人を含む霊長類がこれに該当する。後述するが、初期の哺乳類が夜行性であった為、2色型色覚だったが、果物を摂取するのに3色型色覚の方が有利であったので3色型色覚になったと考えられている。

 

2色型色覚

霊長類以外の哺乳類が2色型色覚です。どんな動物も原始動物からの進化です。もともとは、4色型色覚だったが進化の過程で必要ないものは退化していったので、色が識別できないって可哀そうとか思わなくて大丈夫です。

ちなみに、犬は「緑色と青色は識別できるが、赤色は識別できない」だろうです。「赤色は非常に暗いグレー」に見えているみたいです。

また、猫は犬と同様に、赤色は識別できないようです。さらに、青色錐体も少ししかなく大半が黄緑錐体とのことです。やはり夜行性と言えば猫ですもんね。暗闇では、人間の6倍以上見えているらしいです。恐るべし。

 

さいごに・・・

これで、魚は光の三原色+紫外線まで識別できるということが分かりました。紫外線まで見えているということは、私たちが見ている世界と違う世界を見ていることでしょう。とはいえ、カラーで見えていることに違いはないので、いろんな色のルアーを試す価値がありそうです。

 

海の中でのルアーの見え方

そして、考えることが1つ出てきました。それは、海の中でのルアーの見え方です。海は青色を反射していることはお話しましたが、それは水中でも同じなので青く見えます。

背景が青にあったルアーの色を選ぶ必要がありそうです。基本的には、魚と同じ色が良さそうです。イワシカラーとか。

それと、赤色のルアーを使う場合も考えないといけないです。なぜなら、赤色は海がほとんど吸収してしまうので、海の中は赤色の光が届かず、届いた赤色も魚の目に届くまでに吸収されるので、最終的には黒っぽく見えます。

鯛のような赤色した魚は、黒っぽく見せて目立たなくさせてたのです。青物の魚の背は青色で腹は銀色ですね。上からは海の色に合わせて、鳥から狙われないように、下からは太陽の光に合わせて他の魚から食べられないように、進化の過程でこの色が一番多く生き残った結果ですね。

ということは、一番食べられやすい色は・・・

つ色? 黄色?緑色?

果たして、それで魚が食べてくれるのか・・・

そんなことを考えながら釣りをすると上達が早くなっていきます!!

 

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